市販のペットフードではなく、ご自宅の食材等を利用してフードを作っていらっしゃる飼主様も多くいらっしゃいます。しかし、単に人が食べるものを少量分けてあげるという食事の与え方は感心できません。人にとっては問題がなくても、ペットの子たちにとっては体調を悪化させて食材もありますから、ちゃんと知識を得たうえで作ってあげましょう。
特に在宅ケア(介護)が必要なペットの子にとっては、毎日の食事には制限があることが多く、獣医師のご指導を必ず仰いで、何をあげて何を控えるのかを確認したうえで、作ってあげてください。
最近のペットフードは、年齢、性別、嗜好性を考慮し、栄養バランスを考えて作られているものが多くなってきました。とくに、食事制限が必要なことが多い在宅ケア(介護)中の子には、獣医師から処方して頂く療法食を選べば、必要な栄養分を摂取することができますので、安心ですね。
好き嫌いがはっきりしている子や、同じ味のフードだとすぐに飽きてしまう子には、数種類のフードを定期的にローテーションして与えるという工夫が必要なこともありますので、よく食べるフードを数種類確認しておくと、食欲不振の時でも対策がとれますので、好みのフードを見つけてあげてください。